みなさんこんにちは、ポン太です。
今日は公務員試験の面接対策についてお話したいと思います。
とは言っても概略といった感じですが・・・
公務員試験の面接対策は、「いかに対策するか」です。
公務員試験の受験者には公務員試験1本で、面接に慣れていない方も多いです。
簡単にいえば、(面接に慣れていない)まわりを上回れば良いということです。
面接は場数を踏めば・・・なんて言われますが、その「場数」はやはり練習ではなく「面接本番」の数といえるでしょう。
しかし、公務員試験1本では多くても1ケタくらいの場数しか踏めないのが実情だと思います。しかも第一志望が早めの日程だったりして・・・
そこで今日は、公務員試験1本の方でもできる面接対策(変わり種含む)を紹介したいと思います。
私も実際先輩に勧められてやっていたものです。
最初は恥ずかしさや疑心暗鬼の気持ちもありましたが、一応効果はあったと思います。
※今日は個人面接にフォーカスしています。
これは私も最初なかなか勇気のいる対策でした。
スマホで前(面接官の目線)から、横から、と2台体制で撮影するんです。
これでわかることは、
・いかに自分の声が出ていないか。
・姿勢が悪いか。
です。
ダンスなんかでもそうですよね。ビデオで見返すと全然手が伸び切ってなくてむしろダサくなっているとか・・・
だからダンススタジオやバレエスタジオは鏡張りが多いんですよね。
最近ではスマホカメラのマイク性能(収音)も上がってきているので、あまり意味がないかもしれませんが、1度自分の普段の喋りと、意識して腹から声を出した動画を撮って比較してみてください。
全く印象が違いますよ。
基本的に営業職ではない公務員とはいえ、ハキハキ喋れるかは必ず見られます。
ハキハキ喋れることが絶対条件ではないにしろ、できる出来ないで言えば出来た方が間違いなく良いです。
そしてビデオ撮影による対策は自分でその動画を見る恥ずかしさが一番の壁です。
そこを乗り越えるには、一度撮影した動画を友人や家族に見てもらうことをオススメします。
それはちょっと・・・
と思った方も多いでしょう。
でも、それが恥ずかしさの壁を壊してくれます。1度恥ずかしさの壁が壊れれば後は自分でブラッシュアップしていくだけです。
このビデオ対策で客観的に自分の面接態度を見ることによって、対策できていない受験生とは差をつけることができると思います。
後は物理的な「姿勢」ですね。
猫背になっている方、足の開きが必要以上の方、手癖でイジイジ・モジモジしてしまう方。(身振り手振りは必要なものはあっていいと思います。)
面接中は意識して良い姿勢、無駄な動きは慎みましょう。
公務員も市民、国民と接する機会が数多くあります。
市の顔、国の顔として採用して窓口に出す訳ですから、そういった姿勢も見られていると考えた方がよいでしょう。
これは大学によるかもしれませんが、大学でも模擬面接対策をしているかと思います。
これを利用しない手はないでしょう。
もちろん予備校の面接対策を使うのも手ですが、費用がかかりますからね・・・
とはいえ、大学は就活生も対象で、なかなか予約がとれなかったり、そもそも対策をしていない大学もあります。
その場合は一人で、もしくは友人らと対策するほかないでしょう。
この動画、役立ちます。
一番「これこれ~」と思ったのは、
市民から苦情があったときに「すぐ謝って怒りを抑えてもらう」はタブー。
これ、少し違和感を持つ方もいらっしゃると思います。
ただ、公務員あるあるとして、ごめんなさいを言ってしまうと、「役所側・組織として悪いことを認めた」ことになってしまうんです。
今までのバイト経験などから、「とりあえず謝る」について身に染みついていらっしゃる方もいると思います。
ただ、相手が何で怒っているかわからない状況で、「すみません、すみません、申し訳ありません」と対応してしまうと、相手は「言質を得た」と捉えることもあれば、逆に怒りを増幅させることさえあります。
この言質を得たと思われるのが公務員・役所として嫌うところです。
「それだけ謝るってことはちゃんと対応するんだろう」「これからも同じ対応をするんだろう」と思われてしまうと困るのです。
もちろん、組織側に落ち度があればそれは仕方のない話ですが、役所側は何も誤ってないのに、「思い込み」や「勘違い」で苦情やクレーム等になることは往々にあります。
なので、動画でもあるとおり、「まずは話を聞く」「詳しく話を聞かせてもらえますか?」といった対応が一番かなと思います。
公務員としての資質?が問われる訳ですから、こういった質問で組織の一員として正しく対応ができるか見極められるといったところでしょうか。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は何か一つでいいのでほしいですよね。
別にボランティアや慈善事業である必要はないです。(面接シートにボランティア活動を書かせる自治体などもありますが・・・)
サークル活動、研究、アルバイト等普通のことでいいと思います。
ただ、
アルバイトを頑張りました!
と答えれば
具体的には何を?
といった切り返しが来るのは自然に想定できます。
バイトリーダーとしてシフトを組んだり、ちょっと変わったエピソード(戦隊もののショーに出て子供を喜ばせたとか)などがあれば話も盛り上がるし、ガクチカとしては最低ラインはクリアできるのかなと思います。
あくまで個人的にですが、ガクチカを答えるためにボランティアをやったりするのはオススメできません。
結局、突っ込んだ質問をされたときにボランティアに対する思いの薄さや、魂胆が透けて見えてしまうからです。
なので、アルバイトやサークル活動、ゼミ、研究などなんでもいいので、好きな事で打ち込んだものがあればそれを回答し、突っ込んだ質問でも切り返せるような準備をした方が良いと思います。
例えば、極端に言えば、ハマった趣味でもよいのでは思います。例えば御朱印巡りとか・・・
「自然のパワーを感じることができて、ストレス解消になるんです。」だけでも仕事のストレスに対する息抜きの仕方を知っていると考えることもできますし。
とはいえ、少し質問と主旨の違う回答にもなるので、そこは雰囲気を読むことが重要です。
でも、1度きりのボランティアを語るよりはずっと話が膨らんで良いのでは?と思います。
そもそもガクチカのためのボランティアはボランティアと言えるのか・・・(哲学)
まあ、やらない偽善よりやる偽善だとは思いますが、薄い経験なのか本物の経験なのかどうかを面接官は見破ってきますからね。
いわゆる圧迫面接というものですね。
私が経験したのは、面接官3人で私が1人という構図の時でした。
真ん中の面接官が2、3個面接を終わったら、寝たフリを始めました。
今考えれば、他の面接官と話しているので目線はそこにあってはいけないはずなのですが、どうしても気になってしまいます。
部屋の前で待っていたとき、前の方はすごく笑い声が聞こえる面接で盛り上がってるなあと思っていたので、「非常にマズい」と思いました。
脂汗、冷や汗も出ていたと思います。
それでも質問に対しては一つ一つ返していき、最終的には内定を頂くことができました。
今時怒鳴られるような圧迫面接はほぼないと思いますが、そういった、少し焦るような陽動作戦?のような面接の仕方はあるかもしれません。
公務員は国民全体の奉仕者ではありますが、時として一定の「毅然とした態度」も求められますからね。
少しイレギュラーな場面でも動じないかどうか試されたのかもしれません。
真相は闇の中ですが・・・笑
今回は面接についてお話しました。
自分の理想とする面接対応の姿をイメージして、一回ビデオ撮影をして挫折するところから始めましょう。
それを少し対策したか否かの差がでてきます。
それを出来ているのは全受験生の数パーセントだと思います。
他人から見ての対策はできていても、自分で自分をみて対策している人はなかなか少ないんです。
ぜひ一度(恥ずかしいと思いますが)ビデオで対策してみてください。
今日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!