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【確率③】今日の一問【数的推理26】

みなさんこんばんは、ポン太です。

 今日も昨日に引き続き「確率」をテーマに扱っていきます。

 しばらく確率の問題は基礎的なものを扱っていくので、

・苦手意識を持っている方
・解説書を見てもよく分からない方

 は是非、参考にして頂けると嬉しいです。

 得意な方もパターン習得のため、参考に頂けると幸いです。

 では参りましょう!

※模範解答を載せているわけではありません、ご了承ください。また、この解説にかかる責任は負いかねますのでご承知おきください。

1 問題(国家Ⅱ種2007・改)

 1、3、6、9、12,15、18、21の数字が書かれたボールが1個ずつ入っている箱がある。

 AとBは、1回に同時に2個のボールを取り出し、その積の大きさを競うゲームをした。

 初めにAの取り出したボールは9と15であった。

 Aの取り出したボールは戻さずにBがボールを取り出す場合、Bの取り出したボールに書かれた数字の積がAの取り出したボールの積より大きくなる確率として正しいのはどれか。

選択肢
1:1/5
2:1/6
3:2/7
4:3/8
5:2/15

2 解説の前に

 今日の問題も昨日と似た感じの問題になります。

 「組み合わせ」を絡めた問題になります。

 この確率を求めるには、

 なんなら、昨日の問題より簡単かなと思います。

分子:Bが取り出す組み合わせのうち、9×15を超えるモノ。
----------------------------
分母:Bが取り出す組み合わせの数

 これらを求める必要があります。

 以下見てきましょう!

3 ポン太はこう解く!

(1)分子を考えよう!昨日同様書き出すが吉!

 ボールの数字のおさらいです。

1、3、6、9、12,15、18、21 の8つでしたね。

 このうち、Aは9と15を取り出した訳です。

 ということは当然ながらこの積は9×15=135ですよね。

条件のおさらいです。

Aの取り出したボールは戻さずにBがボールを取り出す場合

 つまり、1、3、6、、12,15、18、21の6つの中から選ぶわけですね。

 この中で135を超える積のパターンは何通りでしょうか。

 6、と消した9の隣、6に注目してみましょう。

この6と最大値である21の積は、6×21は126ですね。

 ということは、必然的に6以下の数字(1,3,6)は使わないことになります。

 次に、12に目をやると12×18=216、12×21=252ですので、

 12、18、21の中から2つを選ぶということになります。

12×18=216
12×21=252
18×21=378

 の3通りです。組み合わせの公式で言えば、₃C₂ですね。

 分子は「3」と分かりました。

(2)分母!組み合わせの公式で一発!

 1、3、6、、12,15、18、21 の6つの中から2つを選びます。

 ここまで来たら恐らく予想がつくと思います。

「順不同で6つの中から2つ」なので₆C₂ですね。

 もし全く分からん!という方は昨日の記事を見て頂くと分かりやすいかと思います。

₆C₂=6×5/2×1=15

 というわけで、分母は15と分かりました!

(3)もはや計算不要、分母と分子を組み合わせて答えを出そう!

 これは説明する必要もないかと思いますが、答えは、

 3/15=1/5ですね!

4 答えは・・・

 という訳で答えは、

1:1/5 でした!

5 まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 少しずつ、中学高校で勉強した淡い思い出が蘇って来てないですか?

 私は蘇って来ています。笑

 確率は、他のテーマ、特に「場合の数」との絡んだ問題が非常に多いので、色々なパターンを反射神経でピーン!と来るくらい反復演習したいですね。

 これからも頑張りましょう!

 今日は以上となります!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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