みなさんこんばんは、ポン太です。
今日も昨日に引き続き「確率」をテーマに扱っていきます。
しばらく確率の問題は基礎的なものを扱っていくので、
・苦手意識を持っている方
・解説書を見てもよく分からない方
は是非、参考にして頂けると嬉しいです。
得意な方もパターン習得のため、参考に頂けると幸いです。
では参りましょう!
※模範解答を載せているわけではありません、ご了承ください。また、この解説にかかる責任は負いかねますのでご承知おきください。
目次
1、3、6、9、12,15、18、21の数字が書かれたボールが1個ずつ入っている箱がある。
AとBは、1回に同時に2個のボールを取り出し、その積の大きさを競うゲームをした。
初めにAの取り出したボールは9と15であった。
Aの取り出したボールは戻さずにBがボールを取り出す場合、Bの取り出したボールに書かれた数字の積がAの取り出したボールの積より大きくなる確率として正しいのはどれか。
選択肢
1:1/5
2:1/6
3:2/7
4:3/8
5:2/15
今日の問題も昨日と似た感じの問題になります。
「組み合わせ」を絡めた問題になります。
この確率を求めるには、
なんなら、昨日の問題より簡単かなと思います。
分子:Bが取り出す組み合わせのうち、9×15を超えるモノ。
----------------------------
分母:Bが取り出す組み合わせの数
これらを求める必要があります。
以下見てきましょう!
ボールの数字のおさらいです。
1、3、6、9、12,15、18、21 の8つでしたね。
このうち、Aは9と15を取り出した訳です。
ということは当然ながらこの積は9×15=135ですよね。
条件のおさらいです。
Aの取り出したボールは戻さずにBがボールを取り出す場合
つまり、1、3、6、9、12,15、18、21の6つの中から選ぶわけですね。
この中で135を超える積のパターンは何通りでしょうか。
6、9と消した9の隣、6に注目してみましょう。
この6と最大値である21の積は、6×21は126ですね。
ということは、必然的に6以下の数字(1,3,6)は使わないことになります。
次に、12に目をやると12×18=216、12×21=252ですので、
12、18、21の中から2つを選ぶということになります。
12×18=216
12×21=252
18×21=378
の3通りです。組み合わせの公式で言えば、₃C₂ですね。
分子は「3」と分かりました。
1、3、6、9、12,15、18、21 の6つの中から2つを選びます。
ここまで来たら恐らく予想がつくと思います。
「順不同で6つの中から2つ」なので₆C₂ですね。
もし全く分からん!という方は昨日の記事を見て頂くと分かりやすいかと思います。
₆C₂=6×5/2×1=15
というわけで、分母は15と分かりました!
これは説明する必要もないかと思いますが、答えは、
3/15=1/5ですね!
という訳で答えは、
1:1/5 でした!
いかがでしたでしょうか。
少しずつ、中学高校で勉強した淡い思い出が蘇って来てないですか?
私は蘇って来ています。笑
確率は、他のテーマ、特に「場合の数」との絡んだ問題が非常に多いので、色々なパターンを反射神経でピーン!と来るくらい反復演習したいですね。
これからも頑張りましょう!
今日は以上となります!
最後までお読みいただきありがとうございました!