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【大学生社会人にオススメ】現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート【書評】

みなさんこんばんは、ポン太です。

 明日の午後に愛知県が独自に緊急事態宣言を出して、国の指定にも加えられる方向で調整されているという報道が出ましたね。

 感染者数もまだピークアウトの気配はありません。

 みなさん、GWまで長く辛い時間ですが、不要不急の外出は控え、家で読書や勉強をしましょう。

 今日は、最近読んだ本の中でもオススメの一冊(読んだ方も多いと思いますが)を紹介したいと思います。

 2009年と10年以上前に出版された本ですが未だベストセラーの本となります。

 今回特にオススメしたいのは、大学一年二年といった比較的時間に余裕のある方です。

 後述しますが、表紙に記載があるとおり、地頭を鍛える、論理的思考を身につけるという意味で、何回も繰り返し読むことをオススメしたいからです。

 とはいえ、就活生や公務員試験志望者の大学三年四年生が読んでも役に立つ内容になっています。

 なんなら、会社のプレゼン等での発言力、説得力を高める力もあると思うので、新社会人にもオススメです。

結局みんなにオススメしてるじゃん・・・

フェルミ推定とは?

フェルミ推定(フェルミすいてい、: Fermi estimate)とは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することを指す。オーダーエスティメーションや封筒裏の計算英語版)ともいわれる。

Wikipediaより引用

 例えば、有名な問題としては、「日本中にポストはいくつある?」とかいった問題です。

 今パッと「いくつぐらい」とイメージ出来た方いらっしゃいますか?

 私は少なくともできないです。笑

 単純には想定が出来ない数ですよね。

 それを色々と自身が想定できる数字等の情報を手掛かりに、短時間で総数を想定・推定するのがフェルミ推定です。

 YouTubeの「フェルミ研究所」チャンネルで「フェルミ」の言葉には聞き覚えがあることもいらっしゃるかと思います。

この本の魅力は?

 フェルミ推定の本自体はこの本以外にもたくさんありますが、この本で私が気に入った点は、

・洋書を和訳したわけではなく、自身たちで徹底的な分析を行っている点
・会話形式などが盛り込まれており、読み進めやすい点
・実際の数字との比較を行い、数値が遠かったものも素直に記載し、その間違いの原因を分析している点

 です。

フェルミ推定について理解することで、論理的思考やそれを短時間でまとめる力がつくと思います。

 以下説明していきますね。

自分達で徹底的な分析を行っている点

 この点については、本に書いてあるので直接的な表現は避けますが、徹底的な分析を元に、そのノウハウを書籍化しています。

 そのため、一つ一つの分析に説得力があり、違和感なく読み進めることができます。

 フェルミ推定自体が雲をつかむようなものなので、それを分かりやすく説明するというのはなかなか簡単ではないと思うのですが、それを分かりやすく落とし込んだ説明はすごいと思います。

会話形式などが盛り込まれており、読み進めやすい点

 会話形式や図示などを使って、フェルミ推定を初心者目線で解説しているので、非常に読み進めやすいです。

 コンサル業界等では面接でフェルミ推定が採用されることも少なくないようなので、これとは別にさらなる訓練が必要かもしれませんが、論理的思考の養成のためには十分な解説だと思います。

実際の数字との比較を行い、数値が遠かったものも素直に記載し、その間違いの原因を分析している点

 ここが一番気に入った点です。フェルミ推定は、あくまで仮定や想定の数字が数多くを占めます。

 そのため、実際の数字をピッタリと当てるのはほぼ不可能とも言えます。

 日本中にポストがいくつ?とか、車はいくつ?とか、際限のない数字を当てなければいけないからです。

 ネプリーグの風船のように、○○%とかなら当てられる可能性はあるかもしれませんが…(あれ芸能人の庶民感覚が出て面白いですよね。)

 訓練を重ねて本として出版するという過程の中では、何回も何回も一つの問題を繰り返し検討したことが容易に想像できます。

 見せかけの信用度を高めるため、ある程度近似値の取れる考え方を載せて、「フェルミ推定の威力を見よ」とドヤ顔することだってできるわけです。

 それを敢えて、間違えた(少なくとも近い数字とは言えない)問題の思考プロセスを載せてる点は素直に感銘を受けました。(ほかのフェルミ推定の本も同じかもしれませんが)

 結局フェルミ推定というのは、短時間である程度の数値での規模を推定できることが強みではありますが、それ以上に

どのような数値を使うか
なぜその数値を使うか
採用した数値はどのような根拠で持ってきたのか

 などの論理的思考プロセスが身に付くことが最大の特徴だと思います。

 その最大の特徴を活かすため、誤りとして出た考え方も恥じることなく載せるというのは、著者のフェルミ推定への思いとプライドを感じます。

どんな人にオススメ?

 冒頭にも書いた通り、基本的に高校生は少し難しい内容かもきれませんが、大学生~社会人まで幅広くオススメできる内容です。

 厳密には違いはあれど、この本を繰り返し読むと5W1Hを意識した思考プロセスも自然と身に付くのではないかと思います。

 小論文や面接、上司への報連相などで求められる思考回路ですね。

 さらに、フェルミ推定は短時間で行うことが特徴ですので、訓練することで、

「短時間で」「論理的思考プロセスを生み出す」力を身につけることができるのではないかと思います。

 新社会人や大学生と雑談などをしていると、

・登場人物が多すぎたりして話がまとまらない。
・そもそも自分がなにを言いたいのか理解できてない
・オチにたどり着くまで同じ内容を繰り返して話が長くなる

 等ということによく遭遇します。

 社会に出て、現場でどんどんと磨かれる部分なのでそれが出来ないこと自体マイナスではないと思いますが、

 逆に大学生や新社会人でこれが出来ていたら一目置かれる存在になれると思います。

まとめ

 …と、良いと思ったところばっか書いてしまいました。

 書評って良いところに加えて悪いところも書いたほうが良いんでしょうが、基本的に「良いと思ったから」紹介してる、良いところばかりになる理由はただそれだけです。

 逆にダメだこりゃと思ったものがあったら徹底的に悪いところばかり書いてこき下ろすかもしれません。笑

 でも小心者のポン太がそれをするのは当分ないでしょう。苦笑

 一つ付け加えておくと、私自身、年に何百冊も本読むような読書家ではないので、そういう意味では、読書家の皆さんとの見解の相違はあるかもしれませんので悪しからず・・・

 今日は以上となります!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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