今日は、「悪いこと言わないから歯医者には行ったほうが良いよ!」という記事です。
この一文だけで終わっても良いくらい、内容そのままの記事ですが、この気持ちを共有頂くべく、私の経験談、もとい失敗談を元にお伝えしていきたいと思います。
昨今のコロナウイルスを取り巻く状況で、設備によっては飛沫感染の可能性もあるとの報道等があります。責任は負いかねますので、通院等の判断は慎重にお願いします。
以下のような思いをお持ちの方いらっしゃいませんか?
・歯医者での鼻呼吸が苦手で行きたくない方
・歯医者そのものが苦手な方
・正しい歯磨きの仕方が分からない
私もすべてに当てはまる一人でした。歯医者での鼻呼吸のコツや、対処法なども記載してますので、ぜひ最後までご覧ください。
アンタの経験談はいいよ!って方は、目次で2番に!苦笑
目次
みなさん、夜ハミガキをせずに寝たり、朝ハミガキをせずに出掛けたら気持ち悪いですよね?
歯科医では朝晩の三分以上の正しいハミガキを推奨しているようです。
しかし学生時代の私と言えば、
「時間がない」
「眠い」
「部活行かなきゃ」
「バイト行かなきゃ」
と言い訳ばかりの言い訳人間。
まあ、それ自体学生としては、よくいる部類の人間かと思います。
ただ、そこで面倒臭いことは極力省く、いや、やらないようになったのが私の黒歴史。
風呂は湯船に浸かっても1分程度、ハミガキはおそらく1分もしてなかったのではないでしょうか…
「ハミガキ時間を必ず作る」という意識は全くありませんでした。
学生(特に大学生)って生活リズムが自分次第なので、「寝る前に必ず歯を磨く」とか「朝洗面所に向かう」とかいう習慣もなく、
「気付いたら寝ちゃって朝。夜ハミガキ忘れた。」
みたいな日々を送っていました。
結果ハミガキは適当(おろそか)になり、小中学校の健康診断では花丸だった強い私の歯にも虫歯が現れ始めたのです…
それが大学二年生の頃でした。
今では、無痛治療などと謳う歯医者も少なくないですが、私が成人してから最初に行った歯医者はそういった歯医者とは一線を画すものでした。
基本必要のない麻酔はしない、痛かったら言ってね。一旦止めるから。でも不要な麻酔はしないよ。というスタンスでした。
麻酔で舌を噛んでしまうリスクとかが理由みたいですが…
私が「麻酔してくれ!」と直接申し出ればよかったのかもしれないでしょうが…
何度痛いと言っても、「我慢するしかないですね。」というスタンスになり、気を失いかけそうになったことがありました。
ニュアンスとしては、毎回「歯磨きが甘い。」と言われ、治療が痛むのはそのせいだとの感じでした。(ぐうの音も出ませんが・・・)
さらには、「鼻呼吸して!口でしないで!」と怒られる始末。そりゃ鼻呼吸の必要性は分かるんですけど、口開けて鼻呼吸って普段しないじゃないですか。
厳しくされては、口呼吸も鼻呼吸も意識出来やしないよ!と思い、
虫歯治療が一段落して、その歯医者には二度と行かないことを誓いました。
まあ原因は私にあるんですけどね。
次に私を悩ませたのは、親不知でした。
それは社会人になって、すぐのことでした。
奥歯が痛み、歯医者に行ってみると恐らく親不知と、その内側の虫歯が原因だろうとのこと。
親不知に関しては上下4本しっかりあり、下2本は真横に生えている、しかも埋没しているため、歯茎を切開する必要があるとのことでした。
そこで私は以前の経験も含め、痛みが怖いので、麻酔をするようお願いしました。
幸い、そこの医院は通常の治療等でも、要望があれば麻酔をする、というスタンスでしたし、親不知を抜くときに麻酔をしないなんてあり得ない。といわれ安心しました。
施術は難航し、顎が外れるかと思ったものの無事終了。
その夜は激痛&枕血だらけでしたが。
その後、親不知の横に生えていた虫歯も治療。(神経も抜きました)
何度かの定期検診も終わり、勤務先も変わったことから、そこの歯医者には行かなくなりました。
ここで虫歯は一度なくなっていました。
前の記事でも書きましたが、勤務先も変わり、またその数年後引っ越しするまでは「歯医者に行く」ことがなくなってしまいました。(5年くらいでしょうか)
しかし、あるテレビ番組で歯の病気などについて特集しているのを見て「歯医者行かなきゃ!」ってことで、ネットで探したのが今通ってる歯医者です。
この歯医者では(だいたいどこもそうだと思いますが)、カウンセリングシートがあり、それが私にピッタリだったんです。
例えば、
当てはまるものに〇をつけてください。
・とにかく何も言わず治療してほしい・
・状況を教えてもらいながら治療してほしい
・極端に怖がりなので、十分な説明がほしい
とあり、「極端に怖がり」に○を打ち、正直に糸ようじ等のフロスもしていないと書きました。
前述のとおり、「ちゃんと歯磨きしてください!」と怒られるかと思いきや、フロスのやり方や検診内容の細かな部分まで説明をしてもらいました。
また、気づかなかった虫歯の再発を見つけてもらうことができました。
目視で分かる虫歯はないですが…、歯茎からちょっと膿がでてますね。痛くないですか?
痛みは特にないのですが…
一度レントゲンをとりましょう。
~~レントゲンをとるの巻~~
レントゲンでもちょっと分からないですね。
神経を抜いて虫歯治療してあるようなので、ポン太さんが痛みを感じないだけかもしれません。
なるほど・・・
一度銀歯等をはずして、中を確認しても良いですか?
お願いします・・・(怖い・・・)
という事で銀歯外して見てもらったところ、中はボロボロ、写真を撮ってもらいましたが、目を背けたくなるほどでした。
結果治療をして詰め物と銀歯で事なきを得ましたが、もう少し時間が経過してれば、歯を一本失うところでした。
手遅れになっていれば、一番奥なので「抜いたまま」か、「インプラント」か。(インプラントは自由診療でウン十万します)
定期検診を怠るだけでこんなことになるとは…
でも、丁寧に見て頂いたからこそ、一つの歯を守ることができた。今の歯医者には感謝しかありません。
これがこの記事を書くに至った事の顛末、理由です。
これで歯医者に行きたくない方、少なくないと思います。
口を開けておきながら、鼻呼吸って普通はしないですからね。
普段口呼吸している人は余計にそうだと思います。
鼻呼吸が苦手な方は、
「鼻」呼吸というより「腹式」呼吸を意識してみましょう。
お腹で「吸って吐いて」を意識すると自然と鼻呼吸になります。
今「あー」と口を開けながら鼻呼吸してみてください。(歯医者にいない今ならできると思います。)
お腹が動いて腹式呼吸→鼻呼吸できていませんか?
お腹が出たり引っ込んだりが先生や衛生士さんに見られるのが恥ずかしいと思う方もいるかもしれまんし、緊張から意識が出来ていない方もいると思います。
私自身も苦手でした。
でも、先生方もそこは仕事ですし、皆さんそうでしょうから慣れっこです。お腹が出たり引っ込んだりしても全然恥ずかしいことではありません。
口呼吸をしてしまった方が、治療中の危険も伴うと思うので、一度腹式を意識してみてください。
鼻炎や花粉症の季節、鼻づまりでつらい時期ですね。
鼻が詰まっているとどうしても鼻呼吸は無理!という方もいると思います。
そういう場合は思い切って先生・衛生士さんに伝えましょう。
恐らく、施術の間隔を短くしたり、水を頻繁に吸うなどの対処をしていただけるのではないかと思います。
今までの経験上、歯科医としては施術中に口呼吸されるのを嫌うので(前述のとおり危険が伴うと思います)、それより先に「鼻詰まりです」と伝えてもらった方が先生方もよっぽどいいと思います。
あの高音の音、確かに嫌ですよね。
しかし、それも慣れてしまえばこっちのもんです。
私の場合、先生が「今から〇〇しますね~、痛みがあったら左手あげてね~」という感じで言ってくれたので、この音はこの施術の音なんだなと分かって安心できるようになりました。
個人的な感覚ですが、10年20年前よりあの「嫌な高音」は機械の進化で少なくなっている気がします。めちゃくちゃ個人的な感想ですが。
怖い場合は一番最初に「怖いんです」と言っておくのが一番いいと思います。
大きな声では言えませんが、対応次第で場合によっては紹介状をもらうなり違う歯医者に行く可能性も考えればいいと思います。最近の歯科医はそこらへんに気を遣っているところが多いイメージではありますが・・・
とにかく「怖い」を理由に歯医者から遠ざかってしまうのは、健康面・長期的な面での出費を考えてもリスクしかないです。(昔の私がそうでしたが・・・)
1か月や3カ月に一回の検診やクリーニングに行く方が、将来自由診療で何十万、総額100万超などのインプラント等をするより、経済的・精神的負担がグッと抑えられます。
歯磨きに関しては専門家ではないので大きな口は叩けませんが、
食後30分後位が一番良いタイミングで、
歯磨き粉に関して言えば、
歯ブラシを濡らさずに付けるのが正解だそうです。
意外ですよね。
これまた意外ですが、
うがいも1回で済ませた方が、有効成分を落とさなくていいそうです。
最後に、歯磨き後は糸ようじ等のフロスをしましょう。
個人的にはフロス初心者は糸ようじが簡単かなと思います。
医院ではガムのデンタルフロスを勧められましたが、私にはなかなかうまくできませんでした。笑
いかがでしたでしょうか。
歯医者が怖くて歯医者に行けていない方、「もし将来自身の歯がなくなってしまったら」と考えてみてください。
定期的に通うのはメリットしかないはずです。デメリットがあれば、怖いのと、定期的な出費でしょうか。
それはメリットが圧倒的に大きすぎて考える余地もないです。考える前に歯医者に行ってください。
とはいえ怖すぎて精神を病んでしまってはいけないので、無理強いはしませんが・・・
もっとも、ジェネリックなどで社会保障費を減らそうという流れとは逆を行く考えにはなってしまいますが、歯の病気は身体全体の病気につながる恐れもあります。
それを考えれば、将来定期的な歯医者通院の社会保障費より圧倒的に高額な社会保障費が必要になるでしょう。
それを考えてもやはり、歯医者に行っておいた方がいいです。
歯が痛いとき、薬局の痛み止めや歯磨き粉の高いものを買って凌いでませんか?
それと比べても絶対に歯医者で治療したほうが、結果も、コスパも、精神衛生上も上回ります。
なんだかアツくなってしまいましたが、私と同じ轍を踏んでほしくないので、書かせていただきました。
今日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!