みなさんこんばんは、ポン太です。
公務員試験の過去問集は数多くありますが、私は今までの記事を見て頂くと分かる通り、ポン太はスー過去!スー過去!と、
過去問集には「新スーパー過去問ゼミ」を勧めていました。
スー過去をオススメしていた理由を箇条書きしておきます。
・実務教育出版(受験ジャーナルと一緒)
・問題数が豊富
・見開きにしやすい
・そもそも自分が使っていた
これらの説明は本題と逸れてしまうので、下の方に書いておきます。
今回紹介するLEC(東京リーガルマインド)の「本気で合格!過去問解きまくり!」シリーズですが、
この過去問集はLEC、東京リーガルマインドが本気を出して作ったんだな
と感じるつくりになっています。
以下説明していきます。
目次
本題の「本気で合格!過去問解きまくり!」ですが、
スー過去と同じ「過去問集」ではありますが、似て異なるものです。
スー過去の構成は、テーマ毎の基本問題以外は、「問題数問→まとめて解説」です。
しかし「解きまくり」は基本的に1問ごとに「問題→解説」「問題→解説」です。
これは好みの分かれるところですが、実力を試す場合はスー過去、解法や根拠条文などを覚える(すぐ知りたい)ためには「解きまくり」の使い分けも可能かなと思います。
また、問題に書き込んで覚える場合、余白が多くなっているので、スペースが大きいのもうれしいポイントです。
大きな目での構成について下にも記載したのですが、スー過去とは違うテーマ構成になっています。
名前も違えば、分類が違ったりもします。
ここで困るのは、公務員試験の指南書ともいえる「公務員試験ジャーナル」との親和性が低いことですね。
受験ジャーナルで見た頻出度等を参考にして、勉強の道筋を立てている場合、問題を探したり仕分けしたりするのに時間を取られてしまうかもしれないので、独学勢にとっては少し気がかりなポイントです。
そして解きまくりの小さな?気遣いとしては、目隠しシートがあるところですね。
左ページに問題、右ページに解説という構成がほとんどなので、すぐに解説を見てしまわぬよう、目隠しシートがついています。
しおり代わりにもなるので、ありがたいですね。
解きまくりは、解説が充実しています。それゆえ、ページ数も厚いものになっていますが。
一問あたり1ページ以上割かれているものも少なくなく、スー過去を使ったことがある方ならば、解説量の多さにびっくりするかなと思います。
LECの現場で予備校生が躓く部分を分析してるからか、説明が分かりやすく感じます。(スー過去は、模範解答バン!って感じですね。圧倒的個人的感想)
皆さんご存じ大手予備校のLEC(東京リーガルマインド)が出版してる安心感がありますね。
上記と被りますが、受験生目線の解説になっているかなと思います。
あのワニ本も東京リーガルマインドですね。科目は絞られますが、そことの親和性が高いのは一つポイントかもしれません。
表紙に謎の女の子のイラストが載ってます。別に解説で登場するわけでもないのですが、LECのイメージキャラでしょうか。
これはシンプルに好みが分かれるでしょう。
表紙をとれば女の子はいなくなります。
以上が私の感じた解きまくり!の特徴です。
一応一つずつ簡単に説明すると、
これは、公務員受験生皆が手に取るであろう公務員試験情報誌「受験ジャーナル」と同じ出版会社であることが最大の強みですね。
受験ジャーナルを見て勉強の道程を決める方も少なくないでしょうが、その中のテーマなどが、スー過去と公務員試験ジャーナルでリンクしてるんですよね。
そのため、頻出度や優先度を同じ項目で区別できるのはうれしいポイントです。
加えて受験ジャーナルを扱う実務教育出版だからこその過去問分析力は言わずもがな、という点も魅力ですね。
スー過去は、基本的に解説が淡泊な印象がありますが、それゆえ、私は参考書との併用をオススメしています。
裏返せば、問題にそれだけページを割けているということでもあります。
この点は文字通りなのでこれくらいにしておきます。
これはスー過去の構造的に、見開きで勉強しやすい(≒勉強の邪魔にならない)よう配慮されたもので、おもり等が必要ありません。
だから?って人も多いかもしれませんが、意外と一つ一つの動作ってバカにできないですよ。
30代になると、一秒一秒無駄に生きたくないと思ってきます。苦笑
一つ一つ無駄な動作、行動が積み重なることで、下手すれば一日とか食われてしまう可能性だってあるんです。
つまり、悪い言い方すれば寿命一日縮まるみたいな。
それは少し大げさですが、試験までの限られた時間を有効活用するためには、こういった少しの配慮もうれしいポイントです。
これはそのままですが、自分がスー過去で独学合格してる以上、それを超えるオススメ、他を勧める理由ってないですよね?
という、これは本当に単純な理由です。
今の過去問集を見ているとこの2強なのかなと思います。
この違いを見てどちらを使うかは皆さん次第です。
私自身、どちらが良いとは言い切れない部分もありますので、直接的な比較はさけておきます。
問題数やページ数だけで過去問集としての質を判断することはできないですからね。
反響があれば、細かくページあたりの比較なんかもありかもしれないですが、そこは科目によりますからね・・・
それに、それぞれ一長一短と相性があります。
が、一つ言えるのは、
この過去問集はLEC、東京リーガルマインドが本気を出して作ったんだな
という冒頭のとおりの、私の率直な感想ですね。
これをどう受け取っていただくかは皆さん次第ですが、予備校という、受験生が抱える悩みを直に聞いているノウハウがアウトプットされた問題集だと思います。
これから勉強を始める方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
今日は以上となります!
最後までお読みいただきありがとうございました!