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【対応関係②・図で解説】今日の一問【判断推理13】

みなさんこんばんは、ポン太です。

 今日は対応関係について解説第二弾となります。

 対応関係は判断推理の問題の代表テーマとも言えます。ぜひマスターしたいですね。

 POINT
 対応関係は判断推理の代表テーマ
 図示が必要、だけど文章も重要!

1 問題(特別区1996・改)

 A~Cの3人は、東京、愛知、大阪いずれか異なる県の都府県出身で、現在は、東京、愛知、大阪のうち出身地と異なる都府県に住んでおり、同じ都府県に住むものはいない。

 以下のことがわかっているとき、Aの出身地と現住所の組み合わせとして正しいのはどれか。

 ただし、3人はいずれも、出身地から現住所へ移した以外に住所を移したことはない。

 ア Aは愛知県に住んだことはない。
 イ BはAの出身地に住んでいる。
 ウ Cは大阪府に住んだことはない。

 選択肢 
     出身地 現住所
 1:  東京都 愛知県
 2:  東京都 大阪府
 3:  愛知県 東京都
 4:  大阪府 東京都
 5:  大阪府 愛知県

2 解説の前に

 この問題では、「出身地」と「現住所」の両方の要素を考える必要があるので、少し複雑な感じがします。

 「対応関係」は図を書いて考える必要があるので、考える要素が増えると嫌ですよね。

 ですが、3都市×3人×2パターンなので、18個のマスで考えることになり、意外とすっきり解けますよ。

 以下説明していきます。

3 ポン太はこう解く!

(1)図を用意しよう

判断推理 対応関係
このような図を用意します。

「住んだことがない。」は「出身地でも現住所でもない」と同義ですね。

判断推理 対応関係
アとウの条件は簡単に埋まります。

(2)イの条件に注目!文章を理解しよう! 

 この条件、ちょっと分かりづらい文章になりますが、

 Bの現住所は、少なくとも「Aの出身地ではない愛知県」ではありません。

判断推理 対応関係
Bの現住所「愛知」に×が入ります。

 ということは必然的にCの現住所が愛知県と分かりますね。

判断推理 対応関係
Cの現住所が東京でないこともわかります。

 ここでAとBだけに目が行ってしまうとCが埋まることに気付かずドツボにハマるので気を付けましょう。

大きな目で俯瞰して図を見るように意識しましょう。

(3)ここからは芋づる式!

判断推理 対応関係
出身地と現住所は異なることから、Cの出身地が東京と分かります。
判断推理 対応関係
AとBが東京出身の線も消えました。
判断推理 対応関係
となると、Aは出身地大阪しかあり得ません。
判断推理 対応関係
Cと同じく出身地と現住所はちがうので、Aは現住所東京と分かります。
判断推理 対応関係
後は言わずもがなですね。

 というわけで、Aの出身地は東京、現住所は大阪と分かりました!

4 答えは・・・

 という訳で答えは、

 4:出身地:東京 現住所:大阪 でした!

5 まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 個人的には、一個気づきがあったところでどんどん芋づる式に答えが見えてくるのがクロスワードみたいで結構好きですね。

 と、無理にでも面白ポイントを見つけてみるとモチベーションアップにつながるかもしれません。

 今日は以上となります!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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