今日は、皆さんに(勝手に)伝えたいと思ったことがあり、記事にしています。
それはズバリ、ネットのクチコミについてです。
公務員試験やSPI対策は今日は休憩です。
目次
ネットのクチコミと言っても色々な種類のお店、商品、クチコミサイトがありますよね。
有名どころでいえば、飲食店、美容院、エステ等のサービス業のクチコミサイト。アマゾンや楽天などの商品レビューなどがあると思います。
これらはサイト側の運営が長く安定していることや、カスタマー側も利用に慣れていることから、「クチコミを鵜呑みにしない。見極める。」という意識も少しずつ醸成されているように感じます。
しかし、今日話題にしたいのは、「病院」のクチコミについてです。
なぜかというと、病院については、ネット予約に積極的な病院と、そうでない病院があったりして、ホームページがそもそもないような病院もあること。後は行政書士や税理士事務所なんかもそういう差が大きいきがします。
現状、病院ならこれ!というクチコミサイトというのが確立されていないので、Googleのクチコミがあるかないかくらい。のとこが多いと思います。
そのため、ネットで検索して行くような人はGoogleを参考にして、ネット予約して、Googleにクチコミを書く。
ホームページのない、いわゆる「まちのお医者さん」みたいな病院はネットのクチコミが書かれない。
このような格差が生まれていくわけですね。
ただし、この書き込まれたクチコミも信用できるか怪しいものです。
もちろん全てを否定するつもりは全くありませんが、例えば私が経験したのはこんなところです。
引っ越してからしばらく歯医者に行ってないな…診てもらわなきゃ…検索検索ぅ !ポチッ
「待ち時間が長い!」
「予約したのに時間通りに通されなかったから星1!」
近所で比較的新しく見た目すごく綺麗だったので(歯医者の衛生面って重要ですよね)、
待ち時間長いのか…
と思いつつも、結局そこに行きました。
すると、やはり待ち時間が長いのは確かにその通りでした。
ただ、診察、治療はきめ細やかで、時間をかけてくれ、以来ずっとそこに通っています。
何が言いたいかと言うと、「待ち時間が長い!と言ってるあなたも、待たせてる側にまわる可能性もあるってことなんですよ。」ってことですね。
もちろん、キャパシティ以上に予約をとったり、予約でパンパンな上に外来も見ていてパンク寸前、みたいな病院も中にはありますが、
歯医者なんかは、蓋を外してみないことにはわからないとか、そういった面もあるので、多少時間が前後するのはしょうがないのではないかと思います。
前述した私の通っている歯医者は、一時間毎の予約なので、一人一時間は見てるってことですよね。複数人を複数の先生で見てますが。
歯医者で一人一時間なら十分な時間ではないかと思います。
それでも遅れてしまうのであれば、①先生が足りない②丁寧に見ている③予想外・緊急の治療が入っている
ここらへんに該当するのではないかと思います。
私の通った歯医者は、主に②でした。(圧倒的個人的感想)
診察前後の衛生士さんの説明がかなり丁寧だったのと、定期検診時には歯磨きやフロスの指導などがあったので、待たされても満足できる結果でした。
アンケートで、「(歯医者に関して)怖がり」「フロスがうまくできない」と書いたからかもしれません。
もちろん、①と③の要素もあるにはあるんですが、私には②が強く感じられました。
結局何を伝えたいかと言うと、(特に病院の)クチコミに踊らされて時間無駄にしたり、健康を害してはいけない、という啓発を改めて皆さんにしたかっただけです。
今回のケース、私は「綺麗だから」行きましたけど、ネットで調べて「遅い!待たされる!」って書かれていたら、普通行きませんよね。
ネットで調べることで、逆にもったいない行動をしてしまう可能性があるということです。
飲食店なら「噂の行列店!」なんていう風に、待ち時間がポジティブなクチコミに変わるのに対し、病院ではそんなクチコミなかなかないですよね。
その歯医者でも、
「遅い!私予定があるの!早くして!」
っていつも言ってる人がいたのを見て、少し思うところがありまして。
なんで飲食の人気店には嬉々として並ぶのに、病院で少し待たされたらそんなに怒るんでしょう?
もちろん趣味嗜好と健康管理では意味が違うのは承知の上ですが。。。
でも、人生でどっちが大事かなんて言わずもがな健康ですし、毎回待たされるのが嫌!なんて言うなら紹介状書いてもらって他の医院に行くことも可能ですよね。
結局その歯医者さんは、毅然と「順番に対応します。」との態度を貫いていました。衛生士さん?事務さん?は対応が大変そうでしたが・・・
もしそういった方が「遅い!星1!」なんてクチコミ書いてるとしたら、なんかクチコミを信用するのってアホらしく感じませんか?
病院は超金持ちでもなければ、近所に通院することがほとんどですから、周りの人に聞いた方が早かったりもします。
こまではクチコミのマイナスイメージを書いてしまいましたが、
クチコミの質や、真偽が見極められるようになれば、クチコミは無駄な外出や出費を防ぐ最高のツールにもなりえます。
私も今の歯医者に行って、過去別の歯医者で治療した歯がひどく膿んでいたんですが、レントゲンをみた先生が気付いてくれて、歯を1本失わずに済みました。苦笑
神経を抜いていたので自分でも痛みに気付かなかったんですね。
じゃあ「口コミを最高のツールとして使いこなすにはどうすれば良いのか」というのは、色んなサイトでAmazonのレビューは日本語が怪しいものに注意、などというのがありますが、
結局は自分でクチコミと実体験の差を肌で感じることで分かっていくものかなと思います。
飲食店、美容院、ガジェット、病院なんでもいいです。
「私はこのクチコミとこのクチコミが信用できそうだからこうしよう」「このレビュワーは間違いない」と行動してみて、良かったのか悪かったのか。
予想と行動の結果がどうだったかを繰り返し検証すると見極める力もつくのではないかと思います。
主に仕事でいうPDCAサイクルに似たところもありますね。
PDCAサイクルは大学生で知らない方もいると思います。また説明しますね。
当たり前のことなんですが、人が書くということは、何かしら想い(もしくは思惑)があるはずですよね。
人間のやることなので完全パターン化できるわけではないですし、純粋な気持ち、感じたことが書いてある口コミもあるでしょうが、
行動心理学などを考えれば、極端な口コミほど、ある程度一定の法則があると思われます。(ちなみに行動心理学は履修していません。)
・レビュワーとしての立場を確立したい。
・実は宣伝案件だった。
・自作自演。
・ライバル店を陥れたい。
・なぜか恨みがある。
など、極端なクチコミほど、色々な思惑があると想定されます。ポジティブに作用するものもあるかもしれませんが、ネガティブなほうが人は重く受け止めがちです。
これらをどう見分けるかと言うと、
ありふれた言葉で言えば、相手の立場になって考える。
ということになりますが、純粋な気持ちだけではないのがクチコミの難しいところ。
自分の予想と実体験の差を肌で感じることで、確実とはいえずとも、そういったクチコミを書いた人の思惑を感じられるようになるのではないでしょうか。
信頼できるレビュワーやインフルエンサーを見つけるのも一つですね。
ぜひ皆さんには、クチコミを見極める力をつけて、無駄な時間や出費を控えて生産性を高めて欲しいです。
生産性を高めるってのはなんか最近よく聞くので言ってみたくて言いました。
あと、歯医者については悪いこと言わないので、「本当に」定期的に通っておいたほうが良いと思います。
これはまた、別記事にしたいと思います。
今日は以上となります!
最後までお読みいただきありがとうございました!