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【公務員試験】取得・勉強しておきたい資格試験ってなに?疑問にお答えします!

 皆さんこんにちは、ポン太です。

 このブログでは、公務員試験対策や、社会人としての心得を紹介するブログです。

 今日は、公務員を目指すにあたって、個人的に取得しておくと試験や仕事役立つと思う資格試験について紹介したいと思います。

 公務員試験に、そもそも資格試験って必要なの?という話ですが、行政職等の公務員では、資格試験が受験資格になることはありません。

 断りを入れると、資格試験を持っていなかったけど合格したという方はたくさんいますし、資格を持っているから、採用に有利に働くとも限りません。

 ただ、公務員試験の勉強に活かせる、仕事に活かせる、(職種によっては)就職してから資格試験を取る手間が省けるなどのメリットがありますし、もし、一般企業の就活も並行して、ということがあっても、強みになりますよね。

 大学3、4年生など、公務員試験の勉強に本腰を入れ始めたかたはそちらに力を入れてください。

 主に、大学1、2年生や、試験に合格した方、就職が決まった方向けの記事になるかと思います。

1 簿記(2級ないしは3級)

 簿記は経済経営学部などでは、簿記取得により単位がもらえる場合などもあるため、お持ちの方も多いのではないでしょうか。

 簿記は、机上の勉強ではなかなか何をやっているのかわからない、という部分もあるかもしれませんが、社会に出ると、仕訳や貸借対照表・損益計算書などを見る機会が意外とあったりします。(工業簿記より商業簿記がほとんどかと思います。)

 そういったことに備えて、分からないなりにも勉強しておくと、後々役にたつかもしれませんね。

 そして、国税専門官を目指す方は、「会計学」の中に簿記の問題が出題されます。

 全体の問題数に対する割合を考えれば大きくはありませんが、もし大学2年生までに取得しておけば、試験対策にもなり一石二鳥ですよね。

 簿記ってなに?なんのためのもの?という方も少なくないと思うので、また解説記事を載せたいと思います。

 スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第11版 [テキスト&問題集] 

2 FP(ファイナンシャルプランナー)3級

 これは、資格取得、までは必要ないのかもしれませんが、保険、税金、社会保障など、簡単にいえば「お金」にまつわる知識を満遍なく習得できます。

 FP、ライフプランナーや金融系などの仕事に就かなければ、直接使うことはないかもしれませんし、「資格」として要求されることも少ないかもしれません。

 しかし、社会保障などは市役所等の担当事務に当たれば勉強は必須ですし、総務の仕事に就けば、給与から天引きされる諸々の社会保険の制度などの知識も必要になってきます。

 資格として取る、というよりは参考書等を購入し、少しでも頭に入れるなどでよいかもしれません。

 ただ、一つ注意点として、社会保障や税金などの制度は毎年のように制度が変わっていきます。

 他の勉強もそうですが、古いテキストを参考にしていると、誤った知識で覚えてしまうかもしれないので注意してください。

 また、(仮に試験を受けるとして)2級の受験資格は‘3級の合格ないしは実務経験’などが必要になってきますので、ここでは3級と紹介させていただきました。

 ’19~’20年版 FPの学校 3級 きほんテキスト【オールカラー】

3 漢字検定2級

 漢検と聞いて、上の二つに比べて拍子抜けした方もいらっしゃるかもしれません。

 ただ、最近の若手職員と呼ばれる年代(自分も含めてかもしれませんが)は、漢字に疎い職員が多いです。

 それはなぜか。恐らくはパソコン、スマホを多用することにより、漢字変換が容易にできてしまうからというのが大きいかと思います。

 そのため、覚えなくてもやっていけるし、いざ書くとなった時に漢字が出てこないという傾向があるのだとおもいます。

 ただ、最近でこそペーパーレス化が進んでいますが、それでも紙ベースで仕事をすることは多々あります。それも手書きで。

 そういった場合に誤った漢字を書いてしまうのは恥ずかしいですよね。

 やはり、2級程度の漢検知識は持っておくと、就職してから、また、一部の公務員試験でも役立ちますので、ぜひ勉強してみてください。

 漢検2級漢字学習ステップ 改訂三版

4 TOEIC・TOEFL

 これもおなじみですね。

 TOEICなんかは、簿記と同じように大学の単位取得の資格として採用しているところも多いのではないでしょうか。

 ここにはTOEIC/TOEFLと記載しましたが、個人的には英語の勉強という括りでオススメしたいと思います。

 別にこれらの試験の参考書等以外にも英会話教室に通っているかたもいらっしゃるでしょうし、勉強法は人様々だと思います。

 TOEIC等で点数が取れても、話せなければ意味がないって考えもありますしね。

 仕事について言えば、国家公務員は、外務省以外にも(多くはないですが)海外赴任の任務もありますし、市役所でも姉妹都市の海外都市とコミュニケーションが必要になる場合もあるかと思います。

 通訳なり、メールを翻訳するなりでなんとかなる時代ですし、ポケトークなんかもかなり有用みたいなので、時代はこのような勉強を必要としてないのかもしれません。

 【公式】POCKETALK_W (ポケトーク) 翻訳機 74言語 ホワイト

 ただ、今現在は「海外赴任をしたい!」という場合には、TOEICの点数基準があったりしますし、なにより、生の言葉でコミュニケーションできると信頼関係も深まりますよね。

 日本人同士のラインやメールでニュアンスが伝わらないことがあるんですから、異国の方であればなおさらだと思います。

 そして、公務員試験では文章理解で英語の科目が出題されるので、そこの勉強も兼ねることができると思います。

 文章理解の対策はまた別途紹介しますね。

 もし勉強しよう、という方は、大学受験から日が浅く、単語なども記憶があるうちに勉強を始めることをオススメします!

5 電卓技能検定

 この検定、ご存知でしたか?

 電卓って、仕事となると色々な場面で使う必要性が出てきます。

 財務省や国税などの、数字を扱う仕事はもちろん、他の省庁、市役所や県庁などでも予算の管理や、手数料の徴収の際に相手に提示するために使うことがあると思います。(防犯上、レジスターが窓口の奥にあったりしますので)

 単純な計算では必要ないかもしれませんが、電卓って使いこなせば本当に複雑な計算ができます。

 それを検定にしたものが電卓技能検定です。

 「いまどき、エクセルの表計算でいいでしょ」と思われる方もいらっしゃると思います。

 確かに、エクセルの表計算などで事足りることがほとんどかと思います。

 ただ、出張先などパソコンが使えない場面で電卓が頼りになることは多々あります。(セキュリティの問題で、パソコンを持ち出すことって意外と少ないんですよね)

 必須とはいえないですが、一度興味を持っていただけると面白い検定かもしれません。

 全経 電卓計算能力検定試験公式テキスト

最後に

 いくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

 正直、公務員試験を突破するのに必須のものではありませんが、試験や仕事に役に立つのは間違いないと思います。

 ここでは、パソコン(エクセル等)系のものには触れていませんが、それはボリュームが多すぎるので、またの機会に紹介させていただきたいと思います。

 ただ、当然、公務員試験の日程を考えて、基本的にはそちらの勉強を優先してくださいね。

 大学1年生の方などで興味をもっていただけたら、一度関連本や詳しく紹介している他のサイトさんなどを見ていただけると良いかと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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